真空管卓でミックスを

2009年11月11日 水曜日 | 短縮URL | カテゴリー: 関連ハードウェア

ソフトウェアではありません。今回は本物の真空管コンソールのお話です。

何やらすごい物が置いてあるのを見つけましたよ?





アナログ卓です。しかも TL Audio 製ということは真空管コンソールです。
フルストロークの100mmフェーダーが滑るように動くのは高級品の証です。いくらするんでしょうか。

と言いますか、第一印象は「デカい」の一言に尽きます。



サイズ比較のためにタバコの箱… は、たまたま吸っている人が全員出掛けてしまっていたのでCDを置いてみました。ホーム・スタジオで使う一般的な小型ミキサーとはサイズが全然違うのが分かるでしょうか。

このモデルはTL AudioのM1-FWという真空管コンソールの12チャンネル仕様の物で、何とFirewireのポートがオプション搭載されています。
と言うことはコンピュータとつながるということです。そうと分かればつながない訳にはいきません。



背面にFirewireのポートが2つ用意されています。SYNCというLEDと、サンプルレートを表示するLEDがある以外は何もないシンプルな構造です。



Firewireケーブルを接続しただけでサウンドデバイスとして認識されました。ドライバーはMac OS Xの場合はCore Audioに標準で含まれるものを利用しているようです。



Recordでも問題なくオーディオインターフェースとして利用できます。サンプルレートもコンピュータ側で設定を変更できるようになっています。



少々見づらいですがハードウェアデバイス上は「14in /12out」まで利用できます。
インプットには、コンソールの12チャンネル分のダイレクトアウトがそのまま入ってくるのに加えて、マスターアウトの音が13/14チャンネルとしてコンピュータへ入力されます。
アウトプットは、コンソールの12チャンネル分のライン入力へ立ち上がります。

つまり、録音の時は同時に12入力を使用することができる上に、ミックスダウンでは12パラアウトしたものをM1-FWでミックスして最終的にコンピュータへ返せる、という設計です。
Recordのメインミキサーは「ソリッドステートな音」で好評ですが、このようにテイストの違うアナログ製品と組み合わせて使うのも非常に面白そうです。

やはりお値段が気になります。来週の Inter BEE で参考出展されるそうなので、興味のある人は足を運んでみては如何でしょうか。