前々回、前回に続いて、RecordのLine 6 Ampのお話です。
POD Farmのユーザーで勘の鋭い人は気付いたかもしれませんが、RecordのLine 6 ギター/ベース Ampのパッチはファイルの拡張子が「.l6t」となっています。実はこれ、Line 6のPOD Farmというスタンドアローン/プラグインのアンプ・シミュレーターと同じファイル形式なんです。
え、でもちょっと待ってくださいね。POD Farmにはストンプ・ボックスやモジュレーション系のエフェクトも入っているんですけど、RecordのLine 6 Ampにはそれっぽい画面が無さそうです。リストでも出てきませんし…
やっぱり完全互換というわけでは無いのでしょうか? 実際に試してみましょう。

これがPOD Farmの画面です。今はRecordとは無関係にスタンドアローンで起動しています。
では、分かりやすいようにわざと「フランジャーだけ」を掛けたサウンドを作ってみます。
このように、ストンプ・ボックスのFlangerを1つだけ。この状態で音色を保存します。

保存したファイルです。Recordを起動して、Line 6 Ampでこのパッチを読み込んでみると…

このとおり。パッチ自体は問題なく読み込めているようです。
実際の音はどうでしょう。
エフェクトバイパス:
Audio clip: Adobe Flash Player (version 9 or above) is required to play this audio clip. Download the latest version here. You also need to have JavaScript enabled in your browser.
エフェクトON:
Audio clip: Adobe Flash Player (version 9 or above) is required to play this audio clip. Download the latest version here. You also need to have JavaScript enabled in your browser.
おおっ! ちゃんと掛かってるじゃないですか。
タネ明かしをしますと、RecordのLine 6 Ampはラック画面では操作できる機能が限られているものの、POD Farmで作られた音色はすべて正しく再生できるようになっています。
つまり、POD Farmを持っている人であればRecordのLine 6 Ampにさまざまなエフェクト音色を供給できるということになります。「Line 6が開発に全面協力した」という触れ込みはハンパではありません。
これを知ってしまうと、 POD Farm Platinum が欲しくなるところ…!