
Reasonデバイスの背面には、このようにCV/Gateと呼ばれるコントロール情報を扱うための端子が用意されています。CVとはControl Voltageの略で、ピッチ(音程)やパラメーターの値などを制御するものです。GateはTrigger(トリガー)等とも呼ばれ、音を鳴らすタイミングなどに使われます。
で、このCV/Gateですが、ある方法を使うとReasonの外へ出力することができるんです。つまり、「Reasonからアナログシンセをコントロール」することが可能です。
用意するもの:
・CV/Gate方式のパッチ入出力を持つアナログ・シンセサイザー
・Reason バージョン4(+Record環境でもOK)
・オーディオ → パッチ変換ケーブル、または変換プラグ
まずは、Reasonで Thor を呼び出し、パッチを初期化してください。

続いて、モジュレーションマトリクスで次のように設定をします。
Source:ボイスキーのノート(フルレンジ) – Amount:100 – Dest:オーディオ出力3
Source:ボイスキーのゲート – Amount:100 – Dest:オーディオ出力4

設定をした状態の表示はこのようになります。
何をしているかと言うと、こうすることでThorが演奏情報を受けている時のCVとGateを、それぞれ「オーディオ出力3、4」から出力するようにThor内部でルーティングをしています。
後はTABキーでラックの背面を表示させ、ThorのAudio Output 3/4をそのままHardware Deviceへ直結してしまえば完了です。

この状態でシーケンサーでThorを選択して演奏すると、オーディオインタフェースからCV/Gate信号として出力されます。スピーカーやヘッドフォンへ接続しないように注意してください(壊れることは無いと思いますが一応)。
ほとんどの場合は、たったこれだけでアナログシンセをReasonから演奏できてしまいます。音は鳴るけど意図どおりに動かない場合は、ThorのモジュレーションマトリクスのAmountを調節することで上手くいくことがあります。
(※信号感度や方式の違いがあるため、あらゆるシンセで100%動作するわけではありませんのでご了承ください)
アナログシンセを持っている人は、是非試してみてください。