前々回、前回とご紹介してきた「Reasonユーザーから見たRecordのメリット」、今回はこれまで紹介してきた以外でRecordになって追加された機能を、駆け足で見ていきましょう。
5:テンポに追従するタイムストレッチ
一般的なDAWでもタイムストレッチをすることはできますが、Recordの場合は少々アプローチが異なっていて、シーケンサーのテンポに合わせてオーディオの再生速度を(音程はそのままで)変更することが可能です。
下記は製品情報ページのデモ・サウンドです。
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一応補足しておきますが、決してボーカルの人がこのとおりに歌っている訳ではありません。
Recordで録音したものはもちろん、外部からインポートしたWave/AIFFでもMIDIトラックと同じ感覚でテンポチェンジができますから、アイディア次第でいろいろなことに使えそうです。
また、Recordではこのタイムストレッチをリアルタイムで行います。「処理中」というバーが表示されることもありません。再生しながらタイムストレッチができるのは意外と面白いので、皆さんも是非お試しください。
6:プリセット音源モジュール「ID8」

ID8は、Reasonユーザーの人の場合はプロ○ウスやサ○ンド・キャ○バス(SC-何とか)のような、プリセットで鳴らすための音源モジュールが加わると考えてください。
Reasonに収録されているThorやCombinatorを駆使したパッチほどの派手さや自由度はありませんが、ボーカルやギターをレコーディングしたトラックと混ざっても埋もれない芯のあるサウンドが特徴となっています。
7:微妙にアップデートしたシーケンサー

環境設定の項目の中に「編集時にノートをトリガー」という機能が追加されています。これをONにしておけば、シーケンサーのエディット画面でノートをクリックすることで音を確認できます。
Recordのシーケンサー機能は基本的にReasonに準拠したものですが、このように若干アップデートしたものとなっています。
8:Peak/VU(RMS)メーターを搭載

Reasonから比べて、よりシビアなレベル監視が可能なメーターが搭載されたのもRecordの特徴のひとつです。特に、PeakとVU(RMS)を同時に表示できるのが強みです。
上の画面でご説明しますと、0dB付近の赤い点がPeakで、これが0dBを超えるとクリップと言って音が歪んでしまいます。これに対して緑色のバーがVUで、誤解を恐れずに言ってしまうと俗に言う「音圧」というものを測れます。Peakの赤い点が0dBを超えないところで、緑色のバーがぐんぐん伸びている曲ほど音圧があるサウンド、と解釈できます。
具体的な音圧の上げ方はまた別の機会にじっくりと。
…あれ、今回で終わるつもりだったのですが。
すみません、まだ紹介し切れてないものがありますのであと1回だけ続きます。