昔、BOSSのDR-5という隠れた名機がありまして… というフリで話を始めようと思ったら Dr. Rhythm シリーズはちゃんと現行モデルがあるんですね(失礼しました)。
このDr.Rhythmシリーズは俗に言う「バッキング・マシン」という物で、プリセットであらかじめ用意されているジャンルなどを選ぶと、その名のとおりバッキングを演奏してくれます。リズムマシンとの違いはベースやコード楽器などのフレーズも収録されている点で、慣れれば自分で打ち込みまでできてしまう機種も存在します。
Recordでも Rhythm Supply というフレーズ集が提供されていて、これをバッキングデータとして利用することができます。ただ、もう少し種類が多ければと思うのが正直なところ。
そう言えば、RecordではスタンダードMIDIファイルが開けるので、市販のデータ集をバッキングデータとして使えるのでは…?

何でも試さずにはいられない当ブログ、さっそくアイデックス音楽総研さんのハイパーグルーヴ・スタイルコレクションを調達して参りました。このシリーズにはCubase用とSonar用のパッケージがあり、いずれも各ソフト専用のテンプレートとなるプロジェクトファイルが用意されているわけですが、データそのものはスタンダードMIDIファイル(SMF)で収録されています。
このSMFデータをRecordで開いてしまおうという寸法です。

以前にもご紹介していますが、Recordのファイルメニューにある「MIDIファイルのインポート」からSMFデータを読み込むことができます。

このように、DVD-ROMの中でジャンルごとのフォルダに分けられています。実際には同じフォルダに試聴用のMP3ファイルも入っていますが、Recordのブラウザでは現在対象となっているデータ(=MIDIファイル)のみが表示されるようになっています。

MIDIファイルを読み込むと、チャンネル数分のID8が作られて音色もある程度まで自動で割り振られます。
この状態でRecordのID8で再生した音を聴いてみましょう。
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※オーディオ出力したデータの掲載に際して事前に許可を頂いています。ワガママ申し上げてすみません。いやもう違和感ないどころか、データを読み込んだだけで普通に鳴ってます。
MIDIデータ集があれば、そのままバッキング・マシン代わりにも使えるわけです。このハイパーグルーヴ~ の場合で20ジャンル・600種類のSMFデータが手に入りますから、バッキングとしては十分過ぎるでしょう。
なお、一応お約束ですが今回取り上げたハイパーグルーヴ・スタイルコレクションは、あくまでも本来はCubase/Sonar用のパッケージです。この記事自体も