RecordでReWire:Logicの場合

2009年11月30日 月曜日 | 短縮URL | カテゴリー: Reason, Record

LogicとRecordをReWireで使うためのセットアップ。以前よりも簡単になりました。

ここまでCubasePro Toolsと取り上げてきたReWireのセットアップ方法の3回目は、Apple Logicでの操作手順をご紹介します。
Logicにはアプリケーション自体の構造を管理する「エンバイロメント」という概念があり、以前は「ReWireのためのエンバイロメントを作成して…」というところから始める必要がありました。が、最近のバージョンになってReWireが非常に簡単に扱えるように改善されています。



まずは双方を起動します。ReWireでは必ず「ホスト」になるアプリケーションを先に起動しますので、Logicを起動した後にRecordを起動するようにしてください。

続いてLogicのミキサーで「オグジュアリー・チャンネル」を作成し、Recordの再生音を入力できるようにします。
Logicの画面下のほうにある「ミキサー」のタブを開いて、左端のフェーダー目盛りの上の「+」ボタンを押します。




すると、このようなウィンドウが開きます。フォーマットを「モノラル/ステレオ」から選び、その下の「入力」でRecordからオーディオを入力したいチャンネルを選択すればOKです。



これで、Recordの再生音をLogicのミキサーで受け取ることができるようになります。お互いを起動した時点でReWireはすでに有効になっていて、この時点でトランスポートは連動しますから、どちらかを再生すればRecordのソングからの音がLogicへ入力されます。



以降はLogicのミキサー上で他のチャンネルと同様に扱えます。


続いてMIDIです。こちらも簡単で、MIDIトラックを作成してから右側の「メディア」→「ライブラリ」タブを開き、中にある「Record」を選べばRecord上のMIDI受信可能なデバイスがすべて表示されます。



ここから選ぶだけで、すぐに使えます。



余談ですが、Record側でデバイスに名前を付けることでこのリストでの表示にも反映されるものの、現在のバージョンでは日本語などの2バイト文字は残念ながら文字化けしてしまうようです。当面はRecordのデバイス名には半角英数字のみを使うことをお勧めします。
[追記:Logic 9.1アップデートでこの文字化けは解消されました]


また、Logicの場合は環境設定の「オーディオ」から、デバイスの「Core Audio」タブの中に「ReWireの動作」という項目が用意されています。



ここでは「再生モード(低CPU負荷)」「ライブモード(高CPU負荷)」の2種類から選択できます。再生モードではコンピュータへの負荷が小さい分、LogicとRecordの同時再生時に全体的な遅延が若干発生します。ミックスなどでは問題ありませんが、リアルタイムで演奏をしたい場合はライブモードへ切り替えることで、この遅延を抑えることができるようになっています。


と、言ったところがLogicでのReWire設定手順でした。一昔前と比べると「あれ、説明これだけで大丈夫かな?」と不安になるほど簡単になっていて、やはりLogicもバージョンと共に進化しているのだと実感させられます。