突然ですが(毎度ながら)! Redrum を徹底的に使ってみる不定期連載をスタートします。
Reasonデバイスの中でも愛用者が多いと言われるRedrumは、Roland TR-808やTR-909に代表されるパターン入力機能を装備しながらも、AKAI MPCシリーズやE-MU SP-1200のようなサンプラー・エンジンを搭載した、簡単に使えて奥の深いドラムマシンです。

これがRedrumの全貌です。この画面だけで、Redrumのほとんどすべてがコントロールできます。
画面を見れば分かるように、Redrumには10個のサウンドを扱うためのチャンネルが用意されています。それぞれに自由にサウンドを呼び出すことができるほか、Redrum全体をセットにした「Redrumパッチ」もあります。
そこで、まずはRedrumパッチを切り替えて、音を選んでみましょう。パッチを選択するためのボタンが、Redrumの左下のほうにあります。

「Disco Kit RDK」と書かれているのが、いま読み込まれているパッチです。この名前の部分をクリックすると、同じフォルダにあるRedrumパッチをすぐに切り替えられます。

フォルダの形をしたボタン
をクリックすれば、専用のブラウザ画面が開いて、さらに広い範囲からRedrum用のパッチを探すことができます。
Reasonに標準で付属するFactory Sound Bankにはジャンルごとにフォルダがあって、その中に分類されたRedrumパッチが収録されています。
Redrumの音を確認する
Redrumの音を鳴らす方法は、大きく分けて2つあります。
・マウスでボタンをクリック
・MIDIキーボード/コントローラーを使う
各チャンネルを鳴らすボタンは、最初はちょっと分かりづらい場所にあります。これです。

この三角印のアイコンをクリックすると、サウンドを鳴らすことができます。
MIDIキーボード/コントローラーを持っていれば、もっと簡単に鳴らせます。MIDI鍵盤のC1~A1という場所を演奏すれば、チャンネル1~10が鳴る仕組みになっています。MIDIキーボードの人は、低いほうのオクターブに割り当てられているので注意しましょう。
例えば、 Fat Beat Station のムービーでTop Billが使っていたAKAIのMPD32というコントローラーでは、パッドの1~10がそのままRedrumのチャンネル1~10になっています。

え、パッドが余っている? …MPD32の場合はベースなどの音源もパッドで演奏することができるので、多い分はその時に使えます。あくまでもRedrumではパッドは10個あれば十分!なのです。
しかも、こういったMIDIキーボードやコントローラーを使っていれば、先ほどの専用ブラウザ画面でパッチを選択しただけで、「OK」ボタンを押さなくてもそのサウンドを演奏して確認することができます。マウスや上下キーで次々とパッチを切り替えながら実際にサウンドを試して、気に入ったものをロードすればOKです。
さて、とりあえず音は鳴らせたでしょうか。フィーリングの合いそうなRedrumパッチはありましたか? 次回はさっそく「打ち込み」にトライします。
※冒頭で述べたように、この連載は不定期更新になりますのでご了承ください。