Reason Pianos ReFillは、従来のサンプリングされたピアノ音源では得ることのできなかった存在感と弾き応えを得ることができる、「ハイパーサンプリング」によって録音された3種類の非常にリアルなアコースティックピアノのReFillライブラリです。これまでの他のピアノ音源では、ピアノの音が「あなたのプロジェクトに合うか」「合わないか」のどちらかしか選択の余地はありませんでした。Reason Pianosは、計6セットのマルチマイクによる録音を再現することによって、それぞれのマイクで録音した音の加工およびバランスを調整することが可能となっています。Reason Pianosは、他のライブラリでは不可能な、あなたのミックスに合わせたピアノ・サウンドを創ることが可能なのです。基本的なマイク・セットアップからワイドなマルチマイクの設定まで、Combinatorで用意された膨大なプリセットから自由に選択でき、そこからの音色の微細なコントロールまでも実現しています。つまり、あなたの楽曲にピアノの音をミックスするための最善の方法が提供されているということです。
収録されているピアノは、クラッシックなポップスやロック向きのサウンドに合うピアノが選ばれています。Steinway Dは、世界で最も素晴らしいグランドピアノと言えるでしょう。Yamaha C7は、特徴のある音色がクラッシックロックやジャズに向いています。Steinway Kは、深みのある音色で知られるバランスのとれたアップライトピアノです。これらのピアノを精選して選び、完璧な調整をおこないました。
幅広いトーンと周波数の範囲をもつピアノは、ミキシングにおいては悪名高いトリッキーな楽器です。Reason Pianosは、4つのステレオペア・マイクと2つのモノラルマイクを使用して録音されているため、Reasonのミキサーの中でそれぞれを独立したチャンネルに立ち上げ、あなたの曲の中で他の要素と合うようにミックスを行うことを可能にしています。
最高のサウンドになるようマイクロフォンで録音されたそれぞれの音を調整してみてください。モノラルのリボンマイクで収録した音は、騒々しいトラックに向くかもしれません。もっと低音が欲しいければ、シンプルにフロアマイクのノッチを効かせてみてください。また、各マイクにEQやコンプ、その他のエフェクトを使用したり、Combinatorのフロントパネルのツマミとボタンを使って、レゾナンスやプレゼンス、ダイナミクス等をコントロールしたりと、更なる音作りが行えます。
Reason Pianos ReFillは、完璧な分析・科学的方法によって作られたコンサートピアノの音色をお届けしようという趣旨のものではありません。Reason Pianosは、あなたが使うためのピアノであり、弾くためのピアノとして、莫大な量のハードディスクのスペースとRAM領域を食うことなく、シンプルに良い音だと感じていただけるピアノを目指しました。ハイパーサンプリングによって収録されたピアノは、洗練された、非常に敏感に反応するインストゥルメントです。それは、柔らかく弾いたり、ウェイトをかけて弾いたりすることで実感して頂けることでしょう。それでは、どうぞお楽しみください。
スタインウェイのD型とK型グランドピアノは、Sveriges Radio(以下SR:スウェーデンの公共ラジオ放送スタジオ)のStudio5にて収録されました。 SRは1960年代前半にオーケストラやビッグバンドを収容するために多くの大きいスタジオを建設しました。その中でも最も小規模なスタジオであるStudio5は録音や生中継でよく使用され、暖かく心地よい音響特性で知られており、室内楽やジャズアンサンブルに向いているとされています。ヤマハC7グランドピアノは、「Europa Studio」の名で知られているNordHansen Studioで録音されました。Bob Marley、Quincy Jones、Errol Garner、Sivuca、Refugee All Stars、Jojje Wadeniusといった著名なミュージシャンらがレコーディングで使用し、スウェーデンの最も古くて有名なスタジオの1つです。